「DMM×DAZNホーダイで、ひいきの球団の試合は全部見れるの?」
「広島カープの試合が見れないって聞いたけど、本当?」
プロ野球ファンであるあなたが、DMM×DAZNホーダイを契約する上で最も気になるのは、**「どれだけの試合を、どこまで見られるのか」**という点ですよね。
この記事では、DMM×DAZNホーダイのプロ野球中継に関する大事な情報を、ファンの視点から徹底的に解説します。
視聴できる球団、見られない試合の理由と対処法、そして野球ファンならではのメリットと不満点まで、この記事を読めば全てが分かります。
【結論】プロ野球ファンなら“ほぼ必須”!ただし広島ファンは要注意
先に結論からお伝えします。
DMM×DAZNホーダイは、「広島東洋カープの主催ホームゲーム」を除けば、春季キャンプからクライマックスシリーズまで、ほとんどのプロ野球中継を網羅している、非常にコストパフォーマンスの高いサービスです。
つまり、熱狂的な広島カープファンの方以外にとっては、“ほぼ必須”と言えるほどおすすめできます。
DMM×DAZNホーダイで視聴できるプロ野球コンテンツ一覧
まずは、具体的に何が見られるのか、その全体像を正確に把握しましょう。
【重要】DAZNのプロ野球配信の基本ルール
DAZNのプロ野球中継を理解する上で最も重要なのは、「球団」ではなく**「主催試合(ホームゲーム)」**の放映権を契約しているという点です。
「〇〇球団の試合が見れない」のではなく、「〇〇球団が主催するホームゲームが見れない」と理解するのが正確です。
視聴できる主催試合(11球団)
2025年シーズン現在、DAZNは以下の11球団の主催試合の放映権を持っています。
- セ・リーグ: 読売ジャイアンツ, 阪神タイガース, 横浜DeNAベイスターズ, 東京ヤクルトスワローズ, 中日ドラゴンズ
- パ・リーグ: オリックス・バファローズ, 千葉ロッテマリーンズ, 福岡ソフトバンクホークス, 東北楽天ゴールデンイーグルス, 北海道日本ハムファイターズ, 埼玉西武ライオンズ
これにより、広島東洋カープ以外の11球団の主催試合は全て視聴可能です。
その結果、例えばあなたが巨人ファンなら、広島で行われる試合(ビジター)も含め、巨人の全試合を観戦できるということになります。
逆に、広島ファンの方は、マツダスタジアムでのホームゲームは見れませんが、東京ドームや甲子園などで行われるビジターゲームは視聴できる、と覚えておきましょう。
春季キャンプからクライマックスシリーズまで対応!
DAZNの配信範囲はレギュラーシーズンだけではありません。
- 春季キャンプ
- オープン戦
- 公式戦(セ・パ交流戦含む)
- クライマックスシリーズ
シーズンを通して、プロ野球を余すところなく楽しむことができます。
【注意】日本シリーズの配信は現状なし
ファンが最も期待する日本シリーズですが、残念ながら2025年シーズン現在、DAZNでの配信予定は公表されていません。
日本シリーズを視聴するには、地上波放送や他の配信サービス(スカパー!など)を利用する必要があります。
【最重要】広島東洋カープの主催試合が見れない問題と対処法

SNSで「DAZNでカープ戦放送してくれれば助かる」って言ってる人がいたけど、やっぱり見れないんだ…。
なぜ広島戦だけ見れないのか?
これは、広島東洋カープが独自の放映権ポリシーを持っており、DAZNとは契約していないためです。そのため、マツダスタジアムなどで行われる広島主催のホームゲームは、DMM×DAZNホーダイでは視聴できません。
ただし、広島カープのビジター(アウェイ)での試合(例:東京ドームでの巨人戦、甲子園での阪神戦など)は、対戦相手球団の主催試合となるため、問題なく視聴できます。
広島ファンはどうすればいい?2つの代替案
「どうしてもカープのホームゲームが見たい!」という方は、以下のサービスを別途契約する必要があります。
- 代替案①:スカパー!プロ野球セット
- 全球団の試合を視聴できる唯一のサービスですが、月額料金は高めです。
- 代替案②:J SPORTSオンデマンド
- 広島の主催試合に特化して視聴できます。多くの熱心なカープファンは、「DAZNとJ SPORTSオンデマンドを併用する」というスタイルを取っています。
野球ファンから見たDMM×DAZNホーダイのメリット
メリット①:オフシーズンに解約すれば「DAZN BASEBALL」より安い
野球しか見ない方向けの「DAZN BASEBALL」(月額2,300円)というプランがありますが、これは年間契約しかできません。
プロ野球のシーズン(約8ヶ月)だけ契約し、オフシーズンは解約できるDMM×DAZNホーダイの方が、年間の総支払額は安くなります。
メリット②:プロ野球以外のコンテンツも楽しめる
もちろん、MLB(メジャーリーグ)やサッカー、F1といった他のスポーツ、そしてDMM TVの19万本以上のアニメや映画も全て見放題です。オフシーズンも退屈することはありません。
メリット③:ファーム(2軍戦)も年間700試合以上配信
コアなファンには嬉しいポイントとして、プロ野球2軍戦も12球団、年間700試合以上配信されます。若手選手の成長を追いかける楽しみもあります。
プロ野球ファンが知っておくべき“3つの不満点”
良いことばかりではありません。SNSで見られた、野球ファンならではのリアルな不満点もご紹介します。
不満点①:勝手に他の動画のハイライトが再生されるUI

「ロッテの試合見てる時に海外サッカーのハイライトとか見ないし, Jリーグ見てる時に野球も見ないですよね。1年前までこんなことなかったのになぁ」(べっこういも⚽️さん @football__cone)
試合終了後、余韻に浸っていると、全く興味のない別のスポーツのハイライト動画が自動で再生されてしまうことがある、というUI(操作性)への不満の声が多数見られました。
不満点②:阪神タイガース主催試合の5分遅延配信
甲子園球場で行われる阪神タイガースの主催試合は、ライブ配信ではなく約5分遅れての配信となります。リアルタイム速報を見ながらの観戦には注意が必要です。
不満点③:ライブ配信中のCM挿入

「有料サブスクとしてホント終わってるな。忙しい合間に見ようとしても広告、他球団を見ようとしても切り替えても広告、見逃し配信を見ようとしても広告」(まりあんさん @marian_Bs55)
有料サービスにも関わらず、試合の合間などにCMが挿入されることへの不満の声もあります。これについてDAZNは、「広告収入でスポーツの放映権を購入しているため」と公式に説明しています。残念ながら、広告ブロッカーなどを使ってもCMを消すことはできません。
まとめ:広島ファン以外には、DMM×DAZNホーダイが最適解!
最後に、DMM×DAZNホーダイのプロ野球視聴に関するポイントをまとめます。
- 広島東洋カープの主催ホームゲーム以外の11球団の試合は、クライマックスシリーズまでほぼ全て視聴可能。
- 日本シリーズは配信対象外。
- オフシーズンに解約すれば、野球専用プランより総額は安くなる。
- UIやCMなど、DAZN自体のサービスにいくつかの不満点はある。
結論として、「広島カープのホームゲームを全試合見たい」という方以外にとっては、DMM×DAZNホーダイがプロ野球をお得に、そして幅広く楽しむための最もバランスの取れた選択肢と言えるでしょう。
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